【読書】秋元康の仕事学

【読書】秋元康の仕事学

マイブームが秋元康になりつつあります。

私は広告業界やらマーケティング業界やらという世界の端っこの方にいるので、クライアントへ企画提案という仕事が多々あるのですが、「分析」や「マーケティング」が必要ないという今回の本には非常に驚きました。気になった部分をメモします。

  

1行メモ

・感動できる人は仕事ができる
・自分が面白いかどうかが全て
・自分が正解だと思うことが大切
・ヒットを作るにはリサーチやマーケティングをせず、今までにないものを考える
・マーケティングを行うから、どれもこれも似たような企画や商品になりがち
・その場合、ヒットあってもホームランはない
・アレもこれもまんべんなく入ってる幕ノ内弁当は記憶に残らない
・1日1行日記をつけることで毎日を大事に生きる
・予定調和が裏切られた時に人は面白いと思い、記憶に残る
・すべて計算通りに行くことはない
・必ず「当たる」ことが求められるビジネスパーソンには、前例のないことを実現させるのは難しい。そんな時はTVでいうと深夜番組のように小さい企画からヒットさせて少しずつ大きくさせていくことがいい
・自分には運があると思い込むことで、ポジティブになれる
・「こういう自分になりたい」というものはなく、呼吸するように自然体で生きるのが理想

 

嫌われる覚悟がないと新しい企画は生まれない

これは、非常に悩むところです。先日読んだ「いいひと戦略」とは真逆理論だからです。

でもよく考えればいいひと戦略を取っているこの著者を嫌う人もいるでしょう。だって社員から給料をもらったりなど一般常識では通用しないような企画を実施しているからです。ということは結局、いいひと戦略を取っている著者も嫌われる覚悟で、自分なりの色を持って、戦略だてていいひとを演じている、という解釈をすると真逆のことを言ってるわけでもないのかな、と。ぐちゃぐちゃしてみましたが、個人的には秋元さんの考え方が好きです。

 

仕事も人生も、失敗はない

というのは、人生も、仕事も、デッサンみたいなものなんですよ。デッサンは例えばそこにリンゴがあり、バナナがあり、「さあ、それを描きましょう」と0.何ミリの極細のペンを渡されても、いきなり1か所も間違えないで描ける人はいないですよ。柔らかい鉛筆で、何回か線をトレースしていって、最終的に輪郭が生まれるじゃないですか。仕事も人生も同じで、1本の線にあんなり臆病になっちゃうとだめだと思うんですよね。

恥ずかしながら、この言葉に救われました。

「人生、無駄なし」と思って生きている秋元さんは、失敗があったとしても次に活きるステップだととらえるし、犬のフンを踏んでも失敗だとは思わず、偶然にたまたま自分が踏んだそのフンに感動さえするそう。なかなかその発想を持ち合わせている人っていないですよね。やはりすごい人というのは、日々の些細な積み重ねをポジティブにとらえ、感動ができる人なんだと改めて思いました。

秋元さんが一番いけないと思うのは、描くことをやめてしまうことだそう。何本の線でもいいから描きつづけることが大事。

 

言葉は夢のタネ

やりたいことはどんどん口に出して言っておく。
すると誰かが思い出して、話を思い出してくれることがある。

 

どんな夢でも叶う

詳しくは読んでいただければと思いますが、どんな夢でも叶うというのは心強い言葉でした。夢というのはぐっと手を伸ばした1mm先にあるそうで、頑張れば届くのに途中で諦めてしまう人が多い。根拠のない自信を持ってやり続けることが大事。

夢というのは夢の方からは遠ざからない。必ず自分から遠ざかる。

  

感想

勝間さんとの対談も載っているのですが、戦略を立て分析し順序立てて進んでいくビジネスマンの鏡となる勝間さんとは対極の考え方にあるのが秋元さんという感じがしました。

多くのビジネスマンは勝間さんの方がわかりやすく真似しやすく捉えどころがあるので、馴染みやすいかもしれません。でも勝間さんはスーパーウーマンなのでそこまでできないよ…という人も多く、カツマーVSカヤマーという構造が盛り上がったりもしましたよね。

余談ですが、私は香山さんの「立教大学現代心理学部映像身体学科教授。東京医科大学卒。」という肩書に圧倒され、なんだ、『しがみつかない生き方』とか言いながら立派な居場所を持ってらっしゃるではないか、と勝手にプンプンし、カツマーVSカヤマーではなく、カツマー≒カヤマーと理解していました。(香山さんの本は読んでないので間違ってたらすみません…)

話を戻すと、秋元さんは高校生の時になんとなくこの業界に足を踏み入れ、大学に進学したものの中退し、呼吸するように流れるように生きてきたら「今のような結果になっていた」ということで、大学を出ていない私は勝手に秋元さんに親近感を持っちゃったわけです。

そんな秋元さんが「人生に無駄はない、失敗もない」と堂々とおっしゃってるし、テレビで拝見する感じですとすごく謙虚なイメージがありますし、人って考え方ひとつで立派になれるものなんだと嬉しくなりました。

まだまだ私はブレブレで色んなことにぶつかり悩みながらなんとか生きている状況ですが、これからもたくさん本を読んで仕事をして、呼吸するように自然に生きていける自分の人生を見つけていきたいと思います。

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