体温があがるアートなスープ「おいしい教室~スープのじかん~」

体温があがるアートなスープ「おいしい教室~スープのじかん~」

スープストックトーキョーを展開する、株式会社スマイルズさんの「おいしい教室~スープのじかん~」に行ってきました。

8月に河口湖で開催された「ごちそうのじかん」がステキだったので、今回も期待して♡前回は1参加者だったのですが、今回はブロガー枠でご招待いただいたので、ちゃんとレポートしますっっ

20代のころ、毎日終電まで働き、金曜は徹夜という日も…という過酷な映画業界に務めていた時に、夜食はかなりの頻度でスープストックにお世話になっていて、ポイントがよく溜まっていました。

一応、カラダには色々気を使っているつもりなので、自分で準備して自宅で食べるものと言ったらバナナ、ナッツ、納豆、卵、玄米、野菜という素材だけというのがメイン。他は、鶏を焼いたものなどを食べるようにして、できるだけ小麦粉や油、砂糖を摂らないようにしています。一時期、こだわりすぎて変人になりかけたので、最近ではゆるめに気を使っている程度になっています。

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今回、私の早とちりで「きっとスープが色々飲める美味しいイベント」だと思っていたら、みんなでアートスープを作るというワークショップ形式の お料理教室 でした。会が進むにつれ、「どうしよう!料理できない!」と内心ドキドキしていましたが、スープストックの方がしっかりサポートしてくれ、チームの方にも助けられ、楽しく美味しい教室となりました!

そして、感想を結論から言っちゃうと…

スープストックのアーティスティックな感性と、「美味しい」を追求をするストイックなバランス感覚に惚れた!

でも、

スープ作りって大変すぎる…!自分で作るのがこんなに大変なら、スープストックで飲んだ方が絶対いい!

 

★Instagramで投稿したら、「スープストック大好き!」「アート×スープって面白い!」「絵から出てきたみたい!」「トリックアートみたい!」「絵画からのイメージは一歩進んでる!」などのコメントをいただきました♪

世の中の体温をあげたい

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スマイルズさんのキーワード「世の中の体温をあげる」、これ、すごく好きなんです。

スープストックは単なるスープ屋さんじゃなくて、世の中の体温を上げるために、ひとつの手段として「スープ」という価値を提供しています。極端なことをいうと、世の中の体温を上げるためなら、きっとスープでなくてもいいんだろうなと思います。

以前、「なぜスープストックをはじめたんですか?」と遠山社長に直接お伺いしたら「女性がスープを飲む姿のイメージから、インスピレーションを得た」とおっしゃってました。

▼遠山社長(前回のイベントにて)
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なんというか、心で感じる感覚的なものをすごく大事にしているのが、人を惹きつけるのかな。会社が黒字化したのは事業をはじめてかなり経ったあとだそうで(8年目だっけな?)、それって本当に好きなことじゃないと、なかなか続けられないですよね。

私が、株式会社スマイルズさんに惹かれるのは、そういうところだったりします。もちろん、スープが美味しい!というところから知ったのですが、知れば知るほど味が出る会社だな〜と。

ストーリーから生まれるスープについて

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スープストックの商品開発の切り口は6つ。

1 素材を食べる
2 手間暇がおいしくする
3 世界の食文化を味わう
4 だしにこだわる
5 身体をいたわる
6 ストーリーから生まれる

そして、今日は「ストーリーから生まれるスープ」の切り口で行われた会となり、テーマは「アート」。芸術の秋、食欲の秋、ですね。

スープストックの多くのスープ開発を手がけている、フードプランナーの桑折さんがたくさんのお話をしてくださいました。桑折さんは、優しい雰囲気を持ちつつもキビキビとしていて、カッコいい女性です。

▼フードプランナー 桑折さん
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桑折さんは、スープをきっかけに何かを提案したいという想いがあって、例えば、「久米島産もずくとオクラのスープ」というスープがありますが、これは桑折さんが久米島に泳ぎにいったらもずくがあって、「澄んだスープにもずくが入ってたらいいな」と思って作ったんだそう。

また、「ユーミンスープ」は、『ルージュの伝言』にインスパイアされ、色はピンクじゃなくてきっと真っ赤なルージュに違いない、というイメージから真っ赤なスープになったそう。そして、日本女性のシンボルというイメージがあるから、スープは鰹だしにしたんだとか。

最後に「ゴッホの玉葱のスープ」はもともとコラボではじまったそうです。ゴッホは農民をリスペクトしていたから、田舎っぽいスープがいいのではないか、というところから、じゃがいもとたまねぎを使ったスープを作ったんですって。

▼ゴッホの玉葱のスープ(サイトからお借りしました

今月のおすすめ「ゴッホの玉葱のスープ」|Soup Stock Tokyo 食べるスープの専門店.png

 

一つのスープにも、色んなストーリーがあるんですね。

10月から始まる、「芸術家のレモンと鶏肉のスープ」

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こちら、正式には10月5日(月)から約1ヶ月間の限定発売となるスープなのですが、今回一足早く試食させていただきました。

地中海沿岸の芸術家たちをイメージして作ったそうで、レモンの爽やかな香りが広がる、クリーミーでコクのあるスープです。

アクセントにセロリが入っているのですが、ワタクシ、セロリが大の苦手でして、公平な目でお味を表現することができません。。すみません(><)

なんて役立たずな私…

アートスープはまず、アイディア出しから

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今回のワークショップは、「作品からイメージを膨らませて、自由な発想でオリジナルのスープを作る」でした。

テーマとなる作品は、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」。

3〜4人のチームが3つに分かれて、それぞれアイディアを出し合うところからはじめるのですが、ヒントとなるアイディア出しのコツや、キーワードを教えてもらいました。

 

アイディア出しのコツ

「ストーリーから生まれるスープ」のアイディアの出しのコツとしては、素材からではなく、「出来上がりのイメージ」から決めていった方がいいそう。というのも、素材からだとアレも入れたい、コレも入れたいとなって、「テーマ性」がないまま進めやすく、「結局、何が作りたいんだっけ」となりがち。

でも例えば「具がゴロゴロ入った、田舎っぽいスープ」というイメージが先に決まれば、素材を決める際には、形が残りやすく田舎っぽいものを選ぶのが必然となるし、最終的なゴールがぶれにくく、商品開発としても進めやすいそうです。

よくエライ人が突然突拍子もないこといって、バタバタさせられがちなことも(笑)、「具がゴロゴロ入った、田舎っぽいスープ」とゴールが決まっていれば、軌道修正しやすいですよね。

「ストーリー」からスープを生み出すわけですから、イメージが重要です。

 

スープのアイディアを広げるヒント

フェルメールはオランダ人。この絵では牛乳を注いでいますが、きっと彼女がこのあと作るであろうスープを想像してもいいし、フェルメールの別作品である「真珠の耳飾りの少女」など神秘的で謎めいているのをイメージして作るスープもOK。

オランダはえんどうまめのスープが有名で、屋台ではうなぎの燻製が売られているそうです。寒いところなので、温かくて田舎っぽいスープを作ってるかも?なんていう連想もOKで、自由に考えるところからスタートしました。

 

私たちのチームで考えたスープのアイディア

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私たちは、絵から連想されるシンプルなスープにしました。

タイトルは、「パンにからむ ミルクポタージュ」。もうタイトルから美味しそうでしょ〜??

連想の流れとしては、

・田舎っぽくて温かいスープ
・牛乳を注いでいるのでミルクベース
・生クリームやチーズも合いそう!
・パンにからみやすいポタージュ
・秋だしきのこ食べたいね♪(絵と関係ない・・・)
・鮮やかな服を好んでいるようなので、きっと彩りにほうれん草入れそう

という感じで15分で決着しました。

アートスープ作り開始

ワタシ、料理は食べる専門。

はじめて作ったのですが、ポタージュって、なんて大変なんでしょう…!

作り方

1 バターをたっぷり。 贅沢!

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2 玉ねぎを薄切りにして、少し茶色になるまでゆーっくり炒める。 ゆーっくりですよ。

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3 玉ねぎがイイ感じになったら、少し大きめに切ったじゃがいもを入れて、じゃがいもの表面がうっすら半透明になるまで炒める。

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4 ブイヨンスープを入れて、コトコト煮込む。
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5 しっかり煮込んだら、ハンドミキサーでペースト状にする。 このミキサーすごいです。
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こんな感じになりました。
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6 フライパンで、きのことほうれん草を炒めて、5に入れる。
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7 牛乳、生クリームを入れる、塩コショウで味を整える。この段階ではまだ味がぼやけている感じ。
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8 チーズを入れる、塩コショウで味を整える。とっても美味しくなりました!
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1〜4にほとんど時間を使い、下ごしらえが大事だと教わりました。

 

見ない方がいい Q&A

ご興味ある方は、時短したいワタシの愚問と優しい回答をご覧ください。。

Q 玉ねぎは全部みじん切りにしてから、炒めた方が早くできそうなのですが…

A 甘みを出すために大きめに切って、ゆっくり炒めた方がいいんですよ♪

Q 玉ねぎをちゃちゃちゃーっと炒めたいのですが

A その気持ちはわかるのですが、じらして炒めるのが美味しくなるコツです。フライパンの上に広げて玉ねぎを置き、すこーし茶色になってきそう!というタイミングで少しずらすのがいいんですよ♪

Q 最後にペースト状にするなら、じゃがいもも、もっと小さく切って炒めた方が早いと思うんですけど…

A 時間があればじゃがいもはもっと大きく切って、ゆーっくり炒めた方が旨みが増すんですよ♪

ムーーー!

スープって消化に良さそう、体温まりそう、総じて体に良さそう、そして、早く食べることができる。という素晴らしい食事だと思っているのですが、作るのはこんなに大変で我慢がいるとは…

料理が好き♡と言える方、ホント尊敬します。

まぁ「ブログなんて、めんどくさそうなのによくあんなに書けるよねー」と思う方がいるのと同じで、やはり人には得手不得手がありますよね。。どうして私は料理でなくて、写真やブログの方が好きなんだ…!料理が好きだったらモテたかもしれないのに!

ふぅ。

もう、こればっかりは仕方ないので、気を取り直して。

スープストックオリジナルワイン♡

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料理もいい感じになってきた段階で、なんとスープストックオリジナルワインがふるまわれました♡

まさか飲めるとは思ってなかったので、テンションアップ!!

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2009年物の、長野県産ワインです。スープストックでワインが提供されていたって知っていました?一時期、限られた店舗だけで販売されていたそうです。知らなかった〜。

今は、こういったイベントがある時だけ、登場するという幻のワインとなっているようです。白と赤をいただきましたが、どちらも飲みやすくて、私好みでした。つい飲み過ぎて、1人で楽しくなりました(笑)

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ブランドロゴというのは、どこもレギュレーションが厳しいものですが、スープストックもそうです。

ですが、このワインのロゴだけは、遠山社長が描いたものが使われているそうで、こちらも幻のロゴとなっているんですって。

 

★Instagram

完成!

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「パンにからむ ミルクポタージュ」

これがですね、とーっっても美味しかったんです!

ナチュラルっぽく見せてますけど、生クリームもチーズもたーーっぷり入っててけっこう贅沢。

でもほとんどは、じゃがいもと玉ねぎでできますし、添加物や変なものは一切入ってないので、カラダにも優しい。パンにもしっかりからむし、想像通りのスープが再現できて嬉しかったです。

 

これだけ写真を撮ってるので、もうおわかりかと思いますが、ほとんど私は料理しておりません…

最近大学を卒業したという、若くてまぶしすぎる女性2名とスープストックの方がほとんど作ってくださいました。ホントありがとうございます。そして、私と同じチームですみませんでした。。ブログ一生懸命書いたので許してください!

他チームのスープ

▼料理上手な女性チーム「フェルメールのひかりのポタージュ」
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包丁さばきの音や、手際の良さが、「これは料理上手女子だ!」と一発でわかるくらい、女子力が高かったです。お料理が好きという方がいらっしゃって、尊敬の眼差しを向けずにはいられませんでした。う・ら・や・ま・し・い!

私のチームと同じ「ポタージュ」だけど、ベーコンやカリフラワーが入っていて、また違う仕上がりになっていて、とても美味しかったです。カリフラワーをスープに入れる、なんていう発想は私には1ミリもありませんでした。

▼6歳のブロガー少年 一輝くんがいるチーム「家族でほっこり過ごすスープ」
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このビジュアル…!
今回、ダントツのフォトジェニックスープです。

ほっこりした素材、じゃがいも、かぶ、玉ねぎ、ベーコンを使い、柔らかいスープに仕上げたそうで、心あたたまるスープでした。

何より、6歳のブロガーがいる!!!ということに敏感になった私。6歳のブロガーなんて、なんとキャッチーな。勝てる気がしないwしかも、レポート早い!!

一輝のブログ Soup Stock Tokyoでスープを作ってきました

感想

聞いたところによると、お料理教室って、当たり前だけど「お料理を学びに来ている」ので、担当できる作業が多い方が嬉しいんですって!でも料理教室にもヒエラルキーがあって、できる人ほど晴れ舞台に立つそうで(炒めるとか、焼くとか)、私みたいなのはだいたいお茶碗洗い役となるそうです。でも、今回の教室は全然そんなことなくて、みんな譲り合いの精神で楽しくお料理していました。私も楽しかった!

スープストックのスープベースは工場(大きいキッチン)で作っているのですが、けっこう店舗でも手をかけているということを聞いて、驚きました。ダシを取ったり、野菜を切ったりしているそうです。その方が素材がゴロっとしていて美味しいんだとか。

私が大好きなボルシチにはレモンが入っているのですが、「新入社員やアルバイトの方が、レモンの切り方を練習するために、家でたくさんレモンを切っている話を聞いてとても嬉しい」というエピソードを、涙が出そうな勢いで語っていた吉本さんが印象的でした。

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皆さんのスープにかける熱い想いが伝わってきて、体温が少しあがった気がします。

ひるがえって私はというと、こういう心動かされる話を書き留めたり、写真を撮ったりすることが好きなので、このイベントの記事を書くことで、少しでも役に立てたら嬉しいなと思いました。

あ、そうそう。今回参加された方が、私が書いた前回のイベント記事を見てくださってたみたいで、「すごく楽しそうで行きたかった」とおっしゃってくれたのが嬉しかったです。ブログ書いた甲斐がありました!

今回も楽しい時間をありがとうございました!

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