GHQが気になる。

GHQが気になる。

最近好きな言葉は「左手にそろばん、右手にロマン」。

さて、仕事で日本の戦後について調べる機会があり、GHQに興味を持ったのでなんだかすごいタイトルの本を読んでみたところ、最近読んだ本で一番インパクトがありました。アヤシイ人だと思われたくないので言葉を尽くして先に断っておきますが、右とか左とかよくわかりませんし、政治について何か言ってやろうとかそういったことではなく、単純に日本の歴史に興味を持っただけで怪しくもなんともなく、私は、都市伝説とかフリーメイソンとかに興味を持っちゃうフツーのOLです。GHQについて調べると怪しいサイトがたくさん出てくるので、念のため。この本が言ってることは、本当に正しいかどうかはわからず、確認する方法も簡単ではなさそうなので、全部鵜呑みにはしないようにしています。

きっと学生のころさらっと勉強したのでしょうが、全く覚えてません…あの時にこれだけ興味を持てればもっと人生変わってただろうな、なんて後悔先に立たず。

気になった部分をメモします。

GHQとは

連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)は、ポツダム宣言の執行のために日本に設置された連合国の機関である。1945年(昭和20年)8月14日に、連合国軍の1国であるアメリカ陸軍の太平洋陸軍[4]総司令官・ダグラス・マッカーサー元帥が連合国軍最高司令官 (SCAP) に就任し、同年10月2日、総司令部が東京に設置された。wikiより

▼マッカーサー
General Douglas MacArthur wades ashore
General Douglas MacArthur wades ashore / Marion Doss

日本の少子高齢化

GHQは日本が軍国主義に至った根本原因が「日本の人口爆発」にあるとして、人口減少のために「産児抑制」が急務と考えた。それが「家族計画」と言われるもの。その後はご存じのとおり日本は少子化になっている。

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この話にコメントすると、このころに優生保護法という中絶が合法化されかなりの女性が中絶し、出産数も減り始めています。でも、GHQに占領された日本だけでなく、東南アジア全体でも戦後から国策で人口抑制をはじめ人口が減り始めてるので、GHQのしわざだけとは言えないと思っています。だけど、日本を弱体化させるために産児抑制を考えて実行に移すとは戦争って戦略的で怖いと思わざるを得ません。

日本人を教育によって無力化

日本人を従順にさせ弱体化させるために教育改革を行った。~中略~。日本国内での抗争を仕向ける「デバイト・アンド・コンサーン」(分断関与)工作を仕掛けた。

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わかりにくかったので、うまくまとめられないのですが日本人同士がケンカし合うように仕向けるって、私には到底考えもつかない作戦が行われたようです。

映画などの検閲・禁止令

日本の伝統文化を目の敵にする強制措置をとっていた。軍国主義や封建主義とみられる日本映画を、進歩的、革新的と目される演目へ強引に変えさせた。合計236本が上映中止に追い込まれお蔵入りとなった。映画会社は収益を考慮し、GHQが気に入るようなアメリカ映画を含めた「娯楽映画」を上映するしかなかった。GHQは日本人が「日本の伝統文化を守る」という発想を固く禁止していた。

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映画業界で働いていたこともあるのですが、こういった話全然知らなかったです。映画に検閲があった時代があったとは。

政治について

日本の政治を混乱させるためにイロンナ事をした、とあります。詳しすぎるので、ぜひ本書をご覧ください。

教育について

GHQは初期の頃の「教育指令」で日本人の学校教育から「地理」「国史(日本史)」「教育勅語」を教えることを禁止した。国民から「地理」を奪うことは日本人が自らを守るための地理概念と、日本の地理的な位置関係と政治や軍事を組み合わせた「地政学」を事実上消失させた。

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非常に強烈なことが書いてありますが、私は地理が大嫌いで地理の成績が一番悪かったという記憶があるので、ちゃんと習ったと思います。本にはGPSでも軍事基地などは明かしていない国も多いとありますが、グーグルアースで各国の軍事基地が丸見えというサイトがヒットしまくりました。

週刊ダイヤモンドでも、「第2次世界大戦の前まで地政学の研究は盛んだったが、戦後GHQにより「禁断の学問」と言われる地政学の研究が禁じられた。地政学はあのヒトラーも信仰した」(週刊ダイヤモンド2015/4/6)とありました。

航空禁止令

ゼロ戦は、米軍から極度に恐れられた。

日本人は選挙開始以来、戦闘機だけではなく、民間機のパイロットでさえもそれから7年以上、日本の空を飛べなかった。GHQの命令で民間航空機が日本の空を飛ぶこと、また航空工学を研究することはおろか、航空会社を持つことすら許されていなかった。当時世界で1,2位を争っていた日本の航空機産業と航空機技術は大打撃を受けた。~中略~ 日本の航空機産業が壊滅状態に陥ってる間に国内には技術者がいなくなり、自動車産業や電器産業に流れた。その間にエンジン技術や設計技術で世界に水をあけられてしまった。

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この前ホンダジェットが飛んでましたね。「ホンダジェット」 成田空港で披露

感想

この本の調査や取材には実質3年以上、土台の部分では20年以上を要したそうです。

実際、誇張でもなんでもない部分もあると思いますが、「GHQは悪者だ」といったん飲み込んでしまうとそうなるんだろうな、という書き方がされている部分が多く見られ私もこの本に飲み込まれました。

ホントなのかな?と思ったところで、事実確認はできないと思うので批判はできません。

何はともあれ、今はもう自分たちで考えて動くことができますし、洗脳されてたとしても脱出できる時代だと思います。ただ難しいのはすでに組み込まれてしまっている法律や制度などを正しい内容に変えていくことかなと。実際いま、色々議論が行われていますよね。

色々怖いのでもう深追いはしませんが、「これが常識なんだよ」と何も考えずに与えられていたコトや考え方を「疑っていく」という視点を持てたことが良かったです。また、戦争時代の人々が考える「戦略」って人間心理をついた恐ろしいものということがわかり、進歩したと言われる現在でも結局人間の考えることってほとんど変わらないものなんだなと。昔に比べ今は「空気を読んだいい人」が増えてる気がして、そういう人が考える「戦略」って甘いもんなんだな、とも思ったり思わなかったり。

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