ひろしま安芸高田神楽、3つの魅力。

ひろしま安芸高田神楽、3つの魅力。

毛利元就のふるさとである広島県安芸高田(あきたかた)市のプレスツアーに参加し、ひろしま安芸高田神楽(あきたかたかぐら)を鑑賞してきました。

神楽そのものは卑弥呼の時代からあると言われていますが、ひろしま安芸高田神楽は江戸期から受け継がれてきた伝統芸能だそう。首都圏では神楽自体の知名度が低く「神楽ってナニ?」という方も多いそうで、かくいう私もなんとなく知ってるかもというくらいでしたが…

観たら大迫力!そして歴史を知れば知るほどワクワクする芸能!でした。

神楽の魅力は楽(音楽)と舞。それはもう観れば一目瞭然。

今回は地元の方のお話を色々お伺いすることができたので、あえて楽と舞以外の魅力を女子目線で3つまとめてみました!

3つの魅力の前に、神楽とは

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神楽とは神様に捧げる歌と踊り。

太陽の女神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)が岩戸の奥に隠れてしまい世の中が真っ暗になった時に、天宇受賣命(アマノウズメ)が女神を誘い出すため、岩戸で踊った舞が神楽の始まりだそう。ちなみに天照大御神は卑弥呼であるという説もあるようで、びっくり。

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人々の暮らしに根付き、現代的な要素を取り入れながら進化を続ける伝統芸能が「神楽」。神楽は中国地方から全国へ広がりましたが、有名なのは島根県石見地方の「石見神楽」と広島県の「ひろしま神楽」です。

神楽の魅力1. 人が温かい。そしてかっこいい!

やっぱり旅の良さって、人との出会いですよね。

▼「神楽が好きで神楽団員を続けられる仕事を選んだら市の職員になった」、というエピソードを語ってくれた戸田さん。立ってるだけで舞台役者のオーラを感じました。
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▼戸田さんが所属している上河内神楽団の練舞場にお邪魔し、衣装や道具など色々見せていただきました。鬼を近くでみるとけっこう怖い!ちなみに歯が白いのが男鬼で、歯が黒いおはぐろなのは女鬼(=はんにゃ)だそう。
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▼なんと目の前で大蛇に変身していただくことに!
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▼大蛇になった戸田さんが近くに寄ってくるシーンがあったのですが、オトナでも逃げるほど怖いです(汗)
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▼ツアー参加者のジェフさんが衣装を着せてもらっています。重いものだと20Kgだとか。ちなみにお値段は200万円ほど…!
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▼色々見せていただいたあと見学終了かと思いきや、お神酒とサバ寿司を用意してくださってて、みんなで乾杯♡乾杯好きの私はテンションUP。 
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▼このサバ寿司がめちゃくちゃおいしかった!
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▼神楽グッズの製作体験もさせていただき、ついついこだわってあーでもないこーでもないと迷う私にお母さんが手取り足取り優しく教えてくれました。
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できあがりの刀、500円なり。※竹でできているので帰りの飛行機には引っかからないので大丈夫。
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▼衣装を着せてもらい記念撮影!これは10kgくらいの衣装でまだ軽い方だということですが、重かった…これ着て踊ってるなんてすごいなぁ。お父さんの笑顔が素敵♡ 
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神楽の魅力2. 非日常を体感できる

神楽を観ることができる小劇場「かむくら座」、「神楽ドーム」がある神楽門前湯治村は、はじめてなのに懐かしい佇まい。丁寧に昔の雰囲気が再現されていてタイムスリップしたようでした。

▼村全体はこんな雰囲気。夜は静かで幻想的。
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▼チェックインの場所。海外の建築が好きなのですが、こういった日本の建物もいいなと改めて思いました。もっと日本のこと知らなきゃな。
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▼お部屋に浴衣と足袋があるので、草履で闊歩できます。草履はくと内股になりますよね。(?)
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▼おもちゃやさん。でんでん太鼓や鬼棒など懐かしのおもちゃがたくさん。
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神楽の魅力3. 私たちが神楽を楽しむことで、伝統芸能を守るお手伝いができる

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先日参加した、地方創生の一環である地域仕掛け人というイベントが大盛況で、首都圏では地方活性化に興味を持っている人が多いことを肌で感じました。

でも普通に社会人をしてると地方に数か月住んだり移住したりというのは、心的なものと物理的なハードルがあるんです。というわけでまだこちらは何もできていない状況ですが、そういう都会人も多いと思います。

だからまずは国内を旅することが、すぐに私たちにできることかなと。

大きなことは何もできないのですが、神楽を楽しみながらこの伝統を守るお手伝いが1mmでもできたら嬉しいし、こうやってブログを書いて誰かに届いたら嬉しいなと思ったわけです。

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演目が終わったあとに団員の方がおっしゃってたのですが、この神楽団がある地域ではもう限界集落となっていて地元だけでは団員を確保できず、よその地域から来てもらってりしているそうです。

ここに暮らす方々は小さいころから神楽に慣れ親しんでいて、多くの方が神楽を舞った経験があるとお伺いしました。そしてその魅力にハマり現在では22もの神楽団があります。今回お邪魔した上河内神楽団では週3回、夜の20:30ごろから23時くらいまで皆で集まって練習をしているそうなのですが、お給料をもらってないんですって。神楽で生活できる人はいないそうなんです。

今回観た「かむくら座」の入場料は通常500円。500円ではやはり財政難ということですが、価格をあげてしまうとお客さんがいなくなってしまう。難しい問題です。

そんな状況なのに、どうして多くの地元民が神楽にハマり続けているのか?

お話を聞いたところ、理由のひとつとして舞台に立つのが楽しいんだそう。あと、練習が終わったあと稽古場で反省会をしながら一緒に飲んだり焼肉を食べたりすることもある、という話を聞いて「それは絶対楽しい!」と羨ましくなりました。

昔々、社会人ダンス部に入っていたことがあるのですが、皆で一緒に汗をかいてそのあと反省会をしたりご飯を食べたりという時間って充実感がハンパないんですよね。それよりなによりやめられないのが舞台に立つ楽しさ。私は全然うまく踊れないのですが、それでも舞台にたって一生懸命踊ってるのを観客にみられ拍手をもらうことって普通に生きてると味わえない高揚感があるんです。

神楽が受け継がれる理由が少しわかった気がしました。

今回のツアーで、神楽の表と裏を知ることができ色々勉強することがあり、こうやって神楽を知って楽しむことが少しでも神楽を守ることになるといいな。

今回体験したツアーはこちら

ひろしま安芸高田神楽鑑賞ツアー

●一緒に参加したブロガーの記事はこちら
地元愛が支えるクールジャパンエンタメ「ひろしま神楽」の世界
神楽にかかわる一人一人を見てほしい!伝統芸能「安芸高田神楽」の舞と音に圧倒されるだけではもったいない!

おまけ 神楽女子

神楽女子なるものがあるそうです!

「ひろしま女子神楽」は、神楽団に所属する女性から神楽に興味がある初心者まで、広島近郊に住む神楽好きな女性が集まるコミュニティーとして発足。

広島の「神楽女子」がバスツアー企画-女性の目線を生かして商品開発も

  
  

まだまだ続きます!

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Weekdayはコンサルティング会社でWebメディアの記事編集・撮影等を担当。Weakendはよく作品撮りしてます! インスタは毎日更新中! @yocco.post